心だけが原因ではない?うつ病を招くからだの病気
うつ病は医学的には脳の病気と考えられています。
一般的には、いろいろな「心」に対する強いストレスが要因となって引き起こされると認識されています。
しかし、一見、うつ病とは無関係に思える「体」の病気がうつ病を引き起こす場合もあります。
ここでは、うつ病をおこしやすい体の病気についてご紹介したいと思います。
体調が悪いと、病気が「精神的なストレス」となってうつ病になることがありますが、ここであげるのは、直接、体の中のバランスを崩すことが原因で起こるうつ病に関係している病気です。
うつ病を招く主な体の病気
この記事の目次
うつ病を引き起こす恐れのある体の病気には、次のようにさまざまなものがあります。
うつ病を招く主な病気
代謝疾患/内分泌疾患
・甲状腺機能低下症
・橋本病
・高脂血症
・アジソン病
・クッシング症状群
・糖尿病
・服甲状腺機能亢進症
・褐色細胞腫
・低ナトリウム血症
・低カリウム血症
膠原病
・エリテマトーデス
・強皮症
・慢性関節リウマチ
循環器疾患
・高血圧
・低血圧
・慢性心不全
・心房細動
・心筋梗塞
・反復性狭心症
腎疾患
・慢性腎炎
・人口透析
感染症
・結核
・ウイルス性肝炎
・インフルエンザ
・肺炎
中枢性疾患
・脳腫瘍
・慢性硬膜下血腫
・水銀中毒
・脳血管障害後遺症
・パーキンソン病
・認知症の初期
・東部外傷後遺症
呼吸器疾患
・慢性肺気腫
・肺線維症
・喘息
・肺結核
・睡眠時無呼吸症候群
その他
・産後
・手術後
・アルコール依存症
うつ病を招きやすい「代謝疾患」と「内分泌疾患」
このうち、うつ病を招きやすい「代謝疾患」と「内分泌疾患」の2つの病気について詳しく解説したいと思います。
糖分や脂質の取り過ぎ、ビタミン不足が原因の「代謝疾患」
うつ病を招くと言われている体の病気には、「生活習慣病」と言われる、糖尿病や高脂血症などの代謝疾患があります。
代謝疾患とは、栄養分を体内に取り入れて、不要になったものを吐き出すといった「代謝」の働きに異常を起こす病気のことです。
血液中の糖や脂質などが過剰になることで、脳の神経細胞が変性し、うつ病が引き起こされるのです。
ホルモンや電解質のバランスをくずす「内分泌疾患」
また、内分泌疾患もうつ病を引き起こす可能性のある代表的な病気です。
内分泌疾患になると、ホルモンや電解質(ナトリウムなどのイオン)のバランスがくずれ、中枢神経系の情報伝達に乱れが生じます。
その影響で、脳の情報の調整がうまくいかず、気分変調や意欲の低下、欲動の異常などのうつ病によくみられる症状が現れると言われています。
内分泌疾患には、甲状腺機能低下症や褐色細胞腫などの病気があります。
甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンの低下、褐色細胞腫ではカテコールアミン(神経ホルモンの一種)の増加がうつ病を引き起こすと考えられています。
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