日本独特の民間療法!不眠に効果のある「指圧法」
指圧は、東洋医学と西洋医学の考え方を統合し発展してきた日本独特の民間療法です。
体の各部位に存在する「ツボ」と呼ばれる指圧点を指などで押して、体液やエネルギーの循環をうながし、体内バランスを整えることで本来人間に備わっている自然治癒力を高めることが目的です。
指圧には、
「食欲不振、腰痛、高・低血圧、不整脈、便秘、冷え症、更年期障害…」
など、数え上げると切りがないほど効果があると言われている症状があります。
ここでは、その中でも不眠症に効果があるといわれている指圧術をご紹介したいと思います。
不眠症に効果のある指圧法
この記事の目次
ここでご紹介する指圧法は、「寝つきがよくなる」と言われている指圧法です。
時間のない時には、ベッドに入る直前に行うだけでも効果がありますが、就寝の1時間くらい前と、寝る直前の2回行うことにより、かなりの効果を感じられることでしょう。
不眠症に効果のあるツボは「百会(ひゃくえ)」にある
この指圧法は「百会(ひゃくえ)」と呼ばれる頭頂部にあるツボを刺激して行います。
百会の位置は頭頂部にあります。
両方の耳に親指を入れ、両方の手のひら全体で頭をつかむようにしたときに、中指の先が合わさる点です。
右図を参考に、ここだと思うポイントをご自分で探してみて下さい。
不眠症に効果のある指圧法の手順
具体的な指圧法の手順は次の通りです。
寝つきがよくなる指圧法
手順 ❶
両手の人差し指、中指の腹で、頭のてっぺんの真ん中にある「百会(ひゃくえ)」というツボを強く押す。
押した状態で、ゆっくりと30数える。
手順 ❷
中指の指先の腹を眉尻付近にあて、左右同時に30回小さな円を描く。
手順 ❸
左右の眉のつけ根のくぼみに、それぞれ左右の親指の腹を当て、30数える間、力を入れて押す。
そのまま、親指の腹を動かし、眉の下ラインのあたりを眉尻に向かって押していく。
次に、人差し指、中指の腹を目の下の骨のくぼみに当てるようにし、目頭から目尻に向かって押して行く。
手順 ❹
両手をこすり合わせて温め、はじめは4本の指の腹をそろえて、45秒から1分間のあいだ目をおおう。
次に、手のひらのつけ根の部分で軽く目をおおい、30ほど数える。
いかがでしたでしょうか。
百会という名前は、「多くの経絡が会合する」意味からつけられた名前だそうで、実際に多くの適応症や効能がある指圧の代表的なツボです。
不眠症の他にも、自律神経に支障をきたす自律神経失調症や、精神症状にも効果があるようです。
手軽にできる指圧法なので、お休み前のリラックスのためにも、ぜひ就寝前の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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