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眠りこころラボ TOP > 眠りについて > 「睡眠」を詳しく > 眠っているのに歩き回ってしまう睡眠障害とは?

眠っているのに歩き回ってしまう睡眠障害とは?

不眠症は「睡眠障害」のひとつです。

また、「眠れないことが悩み」の不眠症とは逆に、「耐え難い眠気に襲われて眠ってしまう」という睡眠障害があることも、こちらの記事でお伝えしました。

この記事では、この2つのタイプとは大きく異なる、特殊なタイプの睡眠障害についてご紹介したいと思います。

特殊なタイプの睡眠障害

この記事の目次

  • 1 特殊なタイプの睡眠障害
    • 1.1 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
      • 1.1.1 症状 ⇨ 「眠っているときに呼吸がとまってしまう」
    • 1.2 睡眠時遊行症
      • 1.2.1 症状 ⇨ 「眠っているのに歩き回る」
    • 1.3 夜驚症
      • 1.3.1 症状 ⇨ 「眠っている時に突然叫び声をあげる」
    • 1.4 周期性傾眠症
      • 1.4.1 症状 ⇨ 「周期的に眠くなる」
    • 1.5 むずむず脚症候群
      • 1.5.1 症状 ⇨ 「足がむずむずして眠れない」

次にあげるような特殊な睡眠障害の場合は、睡眠そのものに対する改善のほかに、原因となっている体の疾患の治療や、精神疾患への対応が必要になる場合もあります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

症状 ⇨ 「眠っているときに呼吸がとまってしまう」

眠っている時に呼吸が数十秒間完全に止まってしまうという症状です。

英語の「sleep apnea syndrome」の頭文字をとって、SASと呼ばれる場合もあります。

このような無呼吸の状態がひと晩で30回以上みられる場合もあります。

家族の指摘で発覚することが多く、ひとりで寝ている単身者はなかなか気づきにくく、日中の眠気などで困って受診してはじめてわかるという場合もあります。

睡眠時無呼吸症候群は肥満者に多く、大きないびきや歯ぎしりをともなうことが多くあります。

また、無呼吸状態から戻るときに大きな呼吸音をたてることがあります。

この症状に気づいた場合は、必ず専門医を受診したほうがいいでしょう。

睡眠時遊行症

症状 ⇨ 「眠っているのに歩き回る」

夢遊病と呼ばれることもあります。

寝床から起きあがり、眠っているのに無意識で歩き回ります。

部屋を歩きまわるだけではなく、窓を開けたり、階段を上ったりとまるで起きているかのような行動をとりますが、異常行動中の記憶は本人にはほとんどありません。

ほとんどが学童期に起こり、その後にはみられなくなります。

深いノンレム睡眠から起こる症状で、通常夢体験は伴わず、異常行動中の本人を起こして覚醒させることは困難です。

歩いたり何かをした後に再び就眠するので、そっと見守っているのが良い場合もありますが、外に出かけてしまう場合もあるので注意が必要です。

また、マイスリーやハルシオン、アモバンといった超短時間作用型の睡眠導入剤の副作用として発生することがあることも報告されています。

夜驚症

症状 ⇨ 「眠っている時に突然叫び声をあげる」

夜驚症(やきょうしょう)とは、睡眠中に突然起き出し、悲鳴や叫声をあげたりする症状です。

症状は数分から十数分続き、目覚めた時に本人にはその記憶がありません。

夜驚症も睡眠時遊行症同様に、

・夢見体験を伴わない
・起こしても覚醒しにくい
・学童期に起こりやすい

といった特徴があります。

睡眠中枢が未成熟なために起こる症状と考えられています。

通常は、発達にともない自然に良くなっていくことが多く、特別な治療を施すことはあまりありません。

周期性傾眠症

症状 ⇨ 「周期的に眠くなる」

数ヶ月ごとなど周期的に傾眠傾向(けいみんけいこう)に陥る、周期性傾眠症という睡眠障害もあります。

「傾眠」というのは、外部から呼びかけなどの刺激があれば目を覚ますものの、放っておくと眠ってしまうような状態を言います。

きわめて深刻な日常生活への影響がでるわけではないので、特に治療を施さずに様子をみるケースも多いようです。

むずむず脚症候群

症状 ⇨ 「足がむずむずして眠れない」

むずむず脚症候群とは、安静にした状態、たとえばじっとしていたり、横になっている状態で、

「下肢(かし)がむずむずする」
「じっとしていられない」

といった症状を訴える症候群です。

むずむず脚症候群になると、布団に入って眠ろうとじっとしていると、足などがむずむずしてきて眠ることができません。

また、一旦寝入ったとしても、このむずむずのために目が覚めてしまい、結果として不眠につながる原因となります。

今現在、決定的な原因については解明されていませんが、脳内における鉄欠乏やドーパミンの合成異常が関係しているという説が有力です。

むずむず脚症候群の治療で気をつけなければならない点がひとつあります。

それは、むずむず脚症候群が原因で起こった不眠症であるにもかかわらず、むずむず脚症候群の存在に気がつかずに睡眠薬のみが処方されてしまうケースが少なくないということです。

睡眠薬の効果で眠気が強く生じたとしても、むずむず感自体が解消されるわけではないので、

「薬のせいで眠くてしょうがないのに、むずむず感はまったく解消されずに余計につらい」

と、訴える患者さんも多いそうです。

むずむずのためにいらいら感も強まり、そのつらさは経験したものにしかわからないとまで訴える患者さんもいるようで、思い当たる症状がある方は、一度、専門医に相談してみるのが良いでしょう。

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公開日: 2015/3/17 最終更新日: 2015-05-29  「睡眠」を詳しく, 眠りについて

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