眠りこころラボ|セロトニンを増やして不眠を退治!良質なセロトニンサプリも厳選紹介!

眠りこころラボ|セロトニンを増やして不眠を退治!良質なセロトニンサプリも厳選紹介!
  • ホーム
    home
  • 眠りについて
    sleep
    • 「睡眠」を詳しく
    • 不眠症改善メニュー
  • セロトニンについて
    serotonin
  • こころの病気について
    heart
  • 薬について
    medicine
眠りこころラボ TOP > 眠りについて > 「睡眠」を詳しく > 人はなぜ眠るのか

人はなぜ眠るのか

睡眠の重要性

この記事の目次

  • 1 睡眠の重要性
  • 2 眠っている間も脳は働いている
  • 3 記憶のデータ整理は睡眠中に行われる
      • 3.0.1 海馬
      • 3.0.2 大脳
    • 3.1 2段階モデル
  • 4 最大の心と体の健康法は睡眠

「睡眠はなぜあるのか?」

そう問われるとほとんどの方が、「脳の休息のため」「体の休息のため」と答えるのではないでしょうか。

それは、ある部分では正解と言えるでしょう。

赤ちゃん眠り

心と体の疲労回復にとって、睡眠に勝る物はありません。

それが、肉体的な疲労であれ、精神的な疲労であれ、前日にどれだけひどく疲れていたとしても、夜にしっかりとした熟睡が得られれば、翌日は心身ともにすっきりとした爽やかな目覚めと共に、新しい一日をスタートさせる気力がわいてきます。

反対に寝付きが悪く、思うようにぐっすりと睡眠をとれなかった翌朝は身体も重く、昨日の疲れをひきずったままうまく一日をスタートするのに苦労した、といったことは誰しもが何度も経験していることと思います。

私たちは眠らないでいるとイライラし、うつ状態になったり、集中力が落ちて仕事や社会生活に影響が出たり、時には幻覚を見たり、自分の思いもよらない行動をとってしまう場合もあります。

眠っている間も脳は働いている

このように、睡眠は毎日の生活に多大なる影響を与えますが、睡眠の役割は、ただ単に脳と体を休めるだけではありません。

眠っている間は、電源が切れたロボットのように、心身の機能が停止しているわけではないのです。

「眠り」は「脳の活動」であって、眠っている間も私たちの脳は働いています。

睡眠は、心身の休息の役割の他に「記憶の整理」の役割も担っています。

私たちが昼間に覚えた記憶は、睡眠中に質的、量的に変化していることが最近の研究により明らかになっています。

記憶のデータ整理は睡眠中に行われる

記憶をつかさどる脳は「海馬」と「大脳」にあります。

海馬

海馬と大脳には、それぞれに次のような特徴があります。

海馬

  ⇨ 物事をすぐに覚えるが、覚えたことを忘れやすい

大脳

  ⇨ 物事をなかなか覚えないが、覚えたことは忘れにくい

記憶の仕組みは、「2段階モデル」というモデルで説明されます。

私たちが目覚めている間に体験して記憶したことは、まず、覚えやすい海馬が記憶します。

しかし、海馬はすぐに忘れてしまうので、この覚えた記憶を大脳に移します。

2段階モデル

この、海馬から大脳へ移す行程を2段階モデルと言います。

1段階 記憶 ⇨ 海馬へ ※起きている時に行われる
2段階 海馬が覚えた記憶 ⇨ 大脳へ ※睡眠中に行われる

この、2段階目の海馬から大脳への記憶の移動作業が睡眠中に行われます。

睡眠中は、昼間の活動中のように、外からの騒音などの聴覚的刺激や目に入る映像(視覚的刺激)に邪魔されることがないので、必要なデータのみを適切に残し、不必要なデータは削除するといった、高性能コンピュータのような繊細な作業にうってつけの状態なのです。

また、睡眠には、起きている時には混乱して解けなかった問題を眠っている間に脳内で整理して解決するという機能を持っています。

日中に無理矢理詰め込んだ、収集のつかなくなった知識を、睡眠中に無意識に他の分野からヒントをうけて解決させるという働きも持っているのです。

悩みに悩んでどうしようもなくなって、「悩んでもらちがあかないから寝てしまおう!」と一旦寝てしまった次の朝に、ふとひらめきが起こり解決したといった経験は眠りのもつ働きによるものです。

このように睡眠の働きは、脳内の資源をフル活用して、記憶を量的にも質的にも整理して適切な情報処理を行うことにも作用しているのです。

最大の心と体の健康法は睡眠

これら休息や記憶の整理といった働きは、睡眠がもたらす作用の一面にすぎず、睡眠には、「美肌の再生」「血液造成」「免疫力のアップ」「ケガや病気からの回復」等、健康に欠かせないさまざまな働きがあります。

睡眠にはまだまだ他にも秘められたパワーがたくさんあります。

人間は睡眠をとらずに生きて行くことはできません。

人間の心と体にとっての最大の健康法は、ただ眠ればいいということではなく、「質の良い眠り」をとることが何よりも大切です。

単なる疲労回復としての睡眠ではなく、脳(心)と体に良い眠りを意識して、「ぐっすりした眠り」と「すっきり爽快な目覚め」を手にいれましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket


公開日: 2014/12/5 最終更新日: 2015-02-23  「睡眠」を詳しく, 眠りについて

セロトニンを増やすためのサプリ

薬を使わずにセロトニンを増やすことを目的としたサプリについての記事はこちらからどうぞ。


セロトニンのサプリについて

【2019】当サイトお勧めの天然素材のセロトニンサプリ総合ランキング

マインドガードDX

  • 安心の老舗セロトニンサプリ!
  • 圧倒的なトリプトファン量
  • 体内吸収率の良いドリンクタイプ

グッドナイト27000

  • 睡眠サプリの実力派
  • 現行品ではNo.1の高配合率
  • 2016年モンドセレクション金賞受賞

ネ・ムーンプラス

  • 眠り草クワンソウ高配合
  • やさしい天然ハーブ効果
  • 飲みやすい錠剤タイプ

スマホが不眠を誘発する? »

プロフィール

当サイトはうつ病、パニック障害、不眠症を経験した管理人が立ち上げたこころと睡眠に関する情報サイトです。なるべく薬に頼らずに安定した心の状態と睡眠を得る事を目的としています。

プロフィールの詳細

よく読まれている記事

  • セロトニンの三つの重要な働き 19 views
  • 専門医が基準とする「うつ病」の国際的な診断基準とは? 7 views
  • 薬を使わず改善!【セロトニンサプリ】とは!? 7 views
  • 【精神安定剤】の4つの分類と「依存」への警笛 6 views
  • うつ病と併発しやすい心の病気 6 views

「睡眠」を詳しく

  • 人はなぜ眠るのか
  • レム睡眠とノンレム睡眠
  • 昼寝はどのくらいが効果的?
  • アルコールと熟睡の関係
  • 耐え難い眠気に襲われる「過眠症」
  • 8時間眠れば、起床時間は何時でも構わない?
  • 睡眠の危機的状況を乗り切る!「アンカースリープ」とは?
  • 野生動物からのヒント!「多相性睡眠」とは?
  • 眠れなくても死ぬわけではない?断眠の世界記録
  • 眠っているのに歩き回ってしまう睡眠障害とは?

不眠症改善メニュー

  • 不眠症とはどんな病気?
  • 不眠症をまねく原因
  • あなたは大丈夫?不眠症のセルフチェックをしましょう
  • ぐっすり熟睡するために!「快眠」のための理想の一日とは?
  • 安眠を誘う飲み物「ホットミルク」
  • スマホが不眠を誘発する?
  • 眠りに良いお風呂の作法
  • 眠りに特化したナイトミルクとメラトニン
  • サウンドヒーリングで安眠のススメ
  • 眠りを誘うアロマテラピー
  • 安眠を誘う「呼吸法」の6つの手順と知っておくべき注意点
  • 日本独特の民間療法!不眠に効果のある「指圧法」
  • ふとんの中にも天気がある?「寝床内気象」とは
  • ここがポイント!熟睡を得るための「ふとん」の条件

セロトニンを詳しく

  • セロトニンの三つの重要な働き
  • セロトニンが弱るとどんなことが起こる?①
  • セロトニンが弱るとどんなことが起こる?その2
  • 心の三原色
  • 一日の始まりにしっかりと太陽光を浴びよう
  • 「快」に作用するドーパミン
  • 「不快」に作用するノルアドレナリン
  • 生命活動を支える屋台骨「自律神経」
  • 眠りホルモン「メラトニン」とセロトニンの関係
  • アンチエイジングに効果のあるメラトニン
  • セロトニンを増やす!【トリプトファン】が豊富な食材とは!?
  • やっぱり朝が大切!朝の運動がセロトニンを増やす
  • ストレスホルモン「コルチゾール」
  • 不眠とうつの深い関係と「セロトニン」の役割

こころの不調について

  • うつ病とはどんな病気?
  • うつ病と併発しやすい心の病気
  • うつ病は脳の病気ーモノアミン仮説
  • うつ病になりやすい性格
  • パニック障害とは
  • 統合失調症とは
  • ストレス障害(PTSD)とは
  • 心だけが原因ではない?うつ病を招くからだの病気
  • 甘えとは違う?「新型うつ病」とうつ病はどこが違うのか
  • 専門医が基準とする「うつ病」の国際的な診断基準とは?
  • 「はじめての問診」うつ病で聞かれる質問の意図とは?
  • ミドルエイジ・クライシス!中高年に多いうつ病とは?
  • 7つの公式!自己催眠を利用した「自立訓練法」
  • 認知症と間違われやすい「せん妄」とは?

薬について

  • 睡眠薬と不眠タイプの関係
  • 睡眠薬のさまざまな副作用
  • 【デパス依存】デパスって安易に処方されすぎ?
  • 妊娠中に【睡眠薬】が必要になったら・・・
  • 薬局で購入できる睡眠薬は「睡眠薬」ではない??
  • 精神安定剤 を大きく分類すると?【抗精神病薬】
  • 精神安定剤 を大きく分類すると?【抗うつ薬】
  • 【精神安定剤】の4つの分類と「依存」への警笛
  • 信用できない医師もいる??セカンドオピニオンを考える時

サイト内検索

新着記事

  • セロトニンサプリとは?

    薬を使わず改善!【セロトニンサプリ】とは!?

    2015年11月18日(水) セロトニンについて, 薬について

  • 不眠とうつの深い関係と「セロトニン」の役割

    不眠とうつの深い関係と「セロトニン」の役割

    2015年10月14日(水) セロトニンについて, セロトニンを詳しく

  • waiting-room-548136_640

    信用できない医師もいる??セカンドオピニオンを考える時

    2015年4月14日(火) 精神安定剤, 薬について

  • 不安

    【精神安定剤】の4つの分類と「依存」への警笛

    2015年4月2日(木) 精神安定剤, 薬について

  • 抗うつ剤

    精神安定剤 を大きく分類すると?【抗うつ薬】

    2015年3月20日(金) 精神安定剤, 薬について

カテゴリー

  • PTSD (1)
  • 「睡眠」を詳しく (11)
  • うつ病 (9)
  • こころの病気について (14)
  • せん妄 (1)
  • コルチゾール (1)
  • セロトニンについて (15)
  • セロトニンを詳しく (8)
  • デパス (1)
  • トリプトファン (1)
  • ドーパミン (1)
  • ノルアドレナリン (1)
  • パニック障害 (2)
  • メラトニン (2)
  • 不眠症改善メニュー (13)
  • 眠りについて (24)
  • 睡眠薬 (4)
  • 精神安定剤 (4)
  • 統合失調症 (1)
  • 自律神経 (1)
  • 薬について (10)

アーカイブ

  • 2015年11月 (1)
  • 2015年10月 (1)
  • 2015年4月 (2)
  • 2015年3月 (22)
  • 2015年2月 (7)
  • 2015年1月 (17)
  • 2014年12月 (12)

サイト情報

  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 管理人プロフィール

Copyright© 2023 眠りこころラボ|セロトニンを増やして不眠を退治!良質なセロトニンサプリも厳選紹介!. All rights reserved.

ページトップへ