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睡眠の危機的状況を乗り切る!「アンカースリープ」とは?

このサイトでは一貫して「夜になったら眠り、朝になったら起きる」ことの重要さをお伝えしてきました。

そんなの当たり前のことじゃないかと思われる方も多いかもしれません。

けれども、この当たり前のことを毎日継続して実践することはなかなか難しいことです。

特に忙しい現代社会においては、そうしたくてもできない事情が自分の意思とは無関係に降り掛かってくることがあります。

この記事では、昼夜問わずに「不眠不休」で働き続けることが、どうしても避けられない場合の睡眠法をご紹介したいと思います。

どうしても不眠不休で働かなくてはならない場合

この記事の目次

  • 1 どうしても不眠不休で働かなくてはならない場合
    • 1.1 睡眠の危機的状況を乗り切るための「アンカースリープ」
    • 1.2 アンカースリープのほうが深部体温の安定がみられた
    • 1.3 アンカースリープの注意点
  • 2 アンカースリープはあくまでも緊急事態の方法

私自身も経験がありますが、誰しも人生において、ほとんど不眠不休で働かなければならない場面に一度や二度は遭遇すると思います。

例えば、

「長期的なスパンで練りに練ってきた仕事が最終調整に入り、絶対に締め切りまでに間に合わせなければならない会社員」

または、

「昼夜を問わずに看病が必要なノロウィルスなどのウィルス性の疾患に子供がかかってしまった、子育て中の母親」

などの場合があげられるでしょう。

睡眠の危機的状況を乗り切るための「アンカースリープ」

健康的な睡眠にとっては危機的とも言える、こうした状況を乗り切るための睡眠法が「アンカースリープ」と呼ばれる睡眠法です。

人が健康に暮らすためには、人によって必要な時間は変わってきますが、必ず一定の睡眠時間が必要です。

この、必要な睡眠時間の半分を決まった時間にとり、足りない睡眠時間を仮眠や昼寝で補う方法のことをアンカースリープと言います。

アンカーとは「錨(いかり)をおろす」という意味です。

睡眠不足によって、体内の機能調節を狂わせないためには、深夜0時〜朝の4時までのコアタイム(同じ時間)に必ず睡眠がとれるように工夫して下さい。

このコアタイムに必ず眠りにつくことで、いつもよりも睡眠時間がとれない事態が起こっても一定の睡眠リズムはキープされるため、睡眠不足によって引き起こされる体内機能の不調を最小限に抑えることができるのです。

アンカースリープのほうが深部体温の安定がみられた

眠りと深部体温には重要な関係があります。

私たちの体は、睡眠に入る前に体の内部の体温(深部体温)が徐々に低くなるようにできています。

この深部体温がスムーズに下がることによって眠りに入りやすくなるのです。

この深部体温の変化をアンカースリープを行った場合と、バラバラのタイミングで睡眠をとった場合とで比べた実験があります。

この実験では、アンカースリープを行った場合のほうが深部体温が安定していたという結果が出ています。

この実験結果からわかることは、睡眠不足があまり影響しておらず、体内時計のリズムが崩れていないということです。

体内時計のリズムは、こころの健康、肉体的な健康の両面に大きく関係していますので、体内時計を狂わせないように配慮することは非常に重要なことです。

たとえ4時間しか睡眠がとれない時が続いたとしても、アンカースリープで体内時計への影響を少なくした場合と、バラバラの時間で4時間の睡眠をとった場合では、肉体的、精神的両面での疲労度が大きく違ってきます。

アンカースリープの注意点

ここで注意をしたいのが「アンカースリープ=4時間睡眠」ということではありません。

必ず、

・コアタイムに睡眠をとる
・日中に仮眠をとる

ということに注意して下さい。

可能であれば、体内時計の影響で眠気を感じやすい、午前10時ごろや午後2時ごろに仮眠をとることができれば理想的です。

その場合、15分程度の短い仮眠であっても効果があると言われています。

アンカースリープはあくまでも緊急事態の方法

アンカースリープはあくまでも眠りの緊急事態を回避するための一時的な睡眠法です。

体内時計のリズムへの影響が出にくいとは言っても、こころと体に負担をかける睡眠不足の状態であることにはかわりません。

アンカースリープは、最長で2週間が限度だと言われています。

この状態を慢性化させてしまうと、不眠症、やがてはうつ病へと移行してしまう危険性も十分にあります。

この方法は、あくまでどうしても避けられない場合の最終手段とするべきです。

限度と言われている2週間と言わず、せいぜい数日にとどめられるように自分をとりまく状況自体を改善できるように工夫をするべきでしょう。

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公開日: 2015/3/10 最終更新日: 2015-05-29  「睡眠」を詳しく, 眠りについて

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