「快」に作用するドーパミン
ドーパミンとはどんな脳内物質?
この記事の目次
ノルアドレナリンは「不快」に対して作用しますが、ドーパミンは「快」に対して作用します。
「ドーパミン」という言葉自体は、一般的にも比較的認知度の高い、耳馴染みのある言葉ではないでしょうか。
脳内物質、脳内ホルモンについて特に何も意識したことがない方でも、その名前を一度や二度はどこかで聞かれた経験があると思います。
ドーパミンが溢れる場面
一般的に認知されているドーパミンが出る場面は、
・競馬やパチンコ等のギャンブルで儲けた時の強い興奮。
・女性が恋愛をしている時のドキドキ感、多幸感。
などが代表例として挙げられるでしょう。
これらの心の高揚や多幸感は、決して不快なものではなく、まさに「快」そのものですね。
ドーパミンは「欲」に対する「報酬」が得られると分泌される
人はなにがしかの欲望に基づいて行動を起こします。
これを手に入れたい!こういう結果になりたい!という強い欲望があるからこそ、「意欲」がわきあがり行動に繋がります。
そして、その意欲に基づき行動した結果、報酬が手に入った場合に多幸感がうまれます。
お金を儲けたい、おいしいものを食べたい、好きな人と結ばれたい・・・
人にはつきることのない多種多様な欲求がありますが、これらの欲求がかなった(報酬が得られた)場合に強い興奮と強い幸せを感じるのです。
実は、これらの報酬に関わる「欲望」や「意欲」、「多幸感」など全ての行程にドーパミンが作用しています。
医学的にドーパミンは「報酬系」と呼ばれていますが、まさにその名の通り、報酬に向かう心の働き全てに関わってくるのです。
ドーパミンは時に暴走と依存を生む
このドーパミンは生きていく意欲を生み出していくには絶対に必要なものです。
美味しいものをたっぷり食べて幸せな気分になったり、素敵な恋をしてドキドキしたり、好きなミュージシャンのコンサートを思いっきり楽しむ。
こういった事が全くなかったら人生がまったく楽しくないですよね。
人は何か目標(報酬)があるから、毎日をがんばって生きる事ができます。
しかし、こういった人生にエキサイティングで力強い心の働きをもたらせてくれるドーパミンも、過剰に分泌され続けると「暴走」と「依存」をもたらす危険な存在になりうるのです。
・恋愛依存
・買い物中毒
・暴飲暴食
・コンサートやスポーツ会場での暴動
などはすべてドーパミンの作用が行き過ぎてしまった結果と言えます。
果ては、アルコール中毒、危険ドラック中毒、覚せい剤中毒などの状態にいつの間にか陥ってしまう危険性がドーパミンには潜んでいるのです。
セロトニン的なこころの状態を目指そう
このようにドーパミンは生きる上で必要不可欠な脳内物質であると同時に、欲に溺れる危険性をはらんだ怖い存在でもあります。
セロトニンは、こういったオーバーヒートしがちなドーパミンの働きを過度に陥らないように抑えて、幸せな心の状態を上手に活かす働きをします。
楽しいこと、気持ちのいいこと、好きなことに邁進するのは、人が生きる上で必要不可欠な素晴らしいことですが、何事も過度に陥らないように「セロトニン的」な安定したバランスでこころの状態を維持したいものですね。
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