管理人プロフィール
睡眠と心の情報サイト「眠りこころラボ」を訪れて下さいましてありがとうございます。
管理人の朝村と申します。
このサイトは、主に「不眠」と「うつ」の改善、もしくは予防につながる情報提供を目的にして立ち上げたサイトです。
私がこのサイトを立ち上げたきっかけになったことについてお話ししたいと思います。
私自身の体験について
私は、一日のほとんどを会社のパソコンに向かって過ごすIT系の仕事に長くついていました。
それなりに仕事も忙しかったですが、趣味や余暇の時間もわりあいバランスよく取れていたと思います。
しかし、何年目くらいからだったか、はっきりとは覚えていませんが、いつのまにか、夜、ぐっすりと眠ることができなくなってきたのです。
いくら早めにベッドに入って睡眠時間を確保しても、熟睡感が得られず、朝起きることがとてもつらくなっていきました。
そうして、段々と会社を休みがちになることが多くなってきました。
特にそれほど思い当たるような要因はありませんでした。
原因のない不安な日々
何か原因があったわけではなく、ただ、
何をやるにも億劫
気分が沈んで晴れない
やる気がでない
一日中体が重い
という日々が続きました。
なんとか気を奮い立たせ、会社に行ったとしても、なんだか自分だけもやの中にいるような乖離の感覚があり、仕事を無機質にこなし、表面的に普通に振る舞うことで精一杯でした。
仕事や生活の充実感などは全く感じられなくなっていました。
心療内科を受診
それから、自宅近くの心療内科をいくつか受診しましたが、どこもいわゆる「3分診療」で、いっこうに症状はよくならず、薬の種類と量だけがいつの間にか増えていました。
はっと気がついた時には、相当量の薬になっていたため、ちょっと怖くなって、試しに薬を飲むのを止めてみたことがあります。
結果は、より強い焦燥感や、なんとも言えない不安感に襲われ、イライラして神経が昂り、夜も全く眠れなくなりました。
副作用の離脱症状が強く出たのです。
体は完全に薬に依存していました。
もの凄く苦しかったことを今でも鮮明に覚えています。
抜け出すまでに数年
それから、会社を休職して、信頼できる医師を探し、徐々に減薬しながら、自分でも心の問題について徹底的に勉強しました。
私の場合、完全に健康を取り戻したと実感できるまでに、数年はかかったと思います。
症状が重くなってしまう前に
不眠症、うつと言っても、症状の程度は、比較的軽いものから重いものまで様々です。
私自身、経験がありますが、不眠やうつ状態が長引いて重症化してしまうと、そこから抜け出すためには、大変な長い時間を必要とします。
大きな苦しみを抱え続けながらです。
そうなってしまわないためには、日々の心の健康の積み重ねを意識することが大切です。
このサイトでは、薬を使わずにできる、軽度から中程度の症状の方に向けた情報を中心に配信しています。
少しでもこのサイトの情報がお役にたてると嬉しく思います。