一日の始まりにしっかりと太陽光を浴びよう
朝、起きたらカーテンをしっかりあけましょう
この記事の目次
朝の太陽の光をしっかりと浴びることは、セロトニンを活性化させる為に、とても大切なことです。
脳と体を覚醒させて、元気な一日をスタートするためには、朝、目が覚めたらいつまでもベッドでぐずぐずしていないで、さっとカーテンを開けて、できるだけ室内いっぱいに太陽光を取入れるようにしましょう。
太陽光は体内時計のずれをリセットする
朝、しっかりと太陽光を浴びることは、脳と体を覚醒させてやる気を引き出してくれる効果の他に、体内時計のずれをリセットしてくれる働きもあります。
私たちの体の中にある体内時計は、一日24時間の地球のリズムより約1時間ほど長いことが知られています。
地球上で暮らす私たちはその誤差を、太陽の光を浴びることで毎朝修正しているのです。
網膜の明暗情報の感知がカギ
目の網膜には、ものを見るための細胞とは別に、明るさと暗さを認識している細胞があります。
この網膜からの明るさの情報が、目から脳に伝わり、交感神経と副交感神経の切り替えや、体内時計の正しい働きに大きく関係しています。
ちなみに、光の脳への作用に視力は関係ありません。
視力が良い、悪いに関わらず、脳は網膜の明暗情報を信号として受け取り、体内時計の調節、昼のセロトニンの活性化と夜のメラトニンの合成・分泌などに働きかけます。
このように、朝起きたときにしっかりと太陽の光を浴びる事が、一日を元気で過ごすことと、夜にぐっすり眠ることの両方にとって、最も基本的で大事なことになるのです。
太陽光は長時間浴びる必要はない
太陽光を浴びるといっても、それほど長い時間じゃなくても大丈夫です。
太陽を浴びる時間は20〜30分あれば十分。
むしろ、あまり長い時間日光に当たっていると、セロトニン神経が、出すぎたセロトニンを回収してしまうため、せっかく分泌されたセロトニンが抑えられてしまう可能性もあります。
理想は、軽いウォーキングやジョギングなどが出来ればいうことはないのですが、なかなか忙しい朝の時間帯ではそれもなかなか難しいと思います。
そもそも、「太陽光を浴びる」と言っても、言葉通りに全身に太陽の光を受けるという意味ではなく、「太陽の光を見る」という表現のほうが正しいかもしれません。
ただし、太陽の光を見るとは言っても、太陽の光は非常に強いですから、目を痛めてしまうので直接凝視しないように注意して下さい。
セロトニンを活発化するためには、目の網膜から入った光の刺激が脳に伝わり、脳内のセロトニン神経に到達すればいい訳ですから、わざわざ外に出て全身で日光浴しなくても、その効果は発揮されるのです。
カーテンを開けて、太陽の光を室内に取り込む。
それだけでも、十分にセロトニンは活性化されます。
太陽光じゃなくてはダメ
では、外に出て光を浴びなくても良いのなら、室内の照明でもいいのでしょうか?
答えは「ノー」です。
脳を刺激するために必要な光の照度は、2000〜3000ルクスと言われています。
普通の室内照明はせいぜい500ルクス程度で、ものを見るためには十分かもしれませんが、脳を刺激するには不十分です。
太陽の光は2500〜5000ルクスですから、全く比較になりませんね。
やはり重要なのは朝の太陽
太陽の光を浴びたほうがいいのは、朝だけではありません。
日中に浴びる太陽光も、セロトニンの分泌を促し蓄えるためにはとても大切なことです。
しかし、一番重要な時間帯はやっぱり朝。
朝にしっかりと太陽の光を浴びて、しっかりとセロトニン神経を活性化させれば、夜に副交感神経が優位でお休みモードだった脳から、交感神経優位の活動モードの脳へと、スムーズにシフトすることができます。
その結果、一日を元気よく活動的に過ごすことができますから、セロトニンの備蓄にとっても、夜のメラトニンの分泌にとっても、とても良い理想的な一日のサイクルが出来上がるのです。
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