生命活動を支える屋台骨「自律神経」
自律神経とは
自立神経とは、心臓の鼓動や呼吸、発汗、体温調節、消化などの生命活動を支えている神経のことです。
私たち人間が無意識に呼吸をしたり、食べ物を消化したり、体温を一定に保つことが出来るのは、この自律神経が常に作用しているためです。
自立神経は脳の奥の脳幹にある
自律神経は大脳のさらに奥の「脳幹」という生命維持に関わる重要な場所にあります。
脳幹は脳の中でも最もコアな部分です。
大脳を操る司令塔のような存在で、まさに脳の屋台骨と呼ぶことができます。
脳幹には、自律神経の他に、セロトニン、ドーパミン、アドレナリンといった心に作用する重要な脳内ホルモンが集中しています。
通常、大脳が損傷しても、人は身体機能としての問題は起こりますが、死ぬ事はありません。
脳幹の損傷は、そのまま死の危険に直結しています。
このように脳幹は、脳内で最も重要な器官と言えます。
自律神経は、生命活動を一定に保つように自分の意思とは無関係に作用する働きをします。
このことを、恒常性(ホメオタシス)と言います。
もう少しわかりやすく日常の例をとると、どんなに気温に寒暖の差があっても人の体温が一定なのは自律神経のおかげです。
自律神経は自分の意思とは関係なく、寒くなると体を震えさせ、暑くなると汗をかくといったように、外部の環境変化に対して体の内部状態を一定に保つ調節をしてくれます。
交感神経と副交感神経
自律神経は交換神経と副交感神経の二つの神経から構成されています。
交感神経は目覚めてから日中活動している間に働く神経で、運動をしている時などに最も強く働きます。
逆に、副交感神経は睡眠時に働く神経で、休眠やリラックスしている時に優位に働きます。
自立神経におけるセロトニンの役割
人は、朝、目が覚めると同時に副交感神経から交感神経へと徐々にシフトしていきます。
セロトニンはこの2つの神経がうまくシフトするように働きかけます。
セロトニン神経がうまく活性化していないと、この2つの神経がうまく交代することができず、朝ベッドから起きようと思った時にすっきりと起きれずに、二度寝して遅刻してしまった、というような事態がおこります。
セロトニン神経が活発であれば、なめらかに副交感神経から交換神経へとシフトさせ、すっきりとした目覚めと共に一日の活動をスムーズいこなすためのアイドリング状態を作ってくれます。
もし、セロトニン神経が弱ってしまい、交感神経と副交感神経のバランスが大きく乱れてしまうと、二度寝程度ならまだしも、めまいや立ちくらみといった症状が現れたり、ひどい場合は自律神経失調症になってしまう場合もあります。
よく、具体的には身体的問題が見当たらないのに、どうにも体調が悪いと病院に行った場合に、「自律神経に問題がある」と医師に言われることがあります。
これは、体温調整や代謝、消化が円滑に行われていない状況のことを指しています。
また、情緒不安定、不眠症、同期、息切れ、冷え性、低血圧などの症状の多くは、この自律神経になんらかの問題がある場合に発生します。
この自律神経の働きがスムーズに行われるように制御しているのが「セロトニン」です。
セロトニンは、大脳の中でも最も重要な部分である「脳幹」の中で、ドーパミン、ノルアドレナリンといった脳内物質のバランスを取るのと同時に、生命活動全体を支える自律神経のバランスも調節しているのです。
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