うつ病になりやすい性格
「メランコリー型うつ病」と「非定型うつ病」
この記事の目次
うつ病は、環境的な強いストレス、脳神経の伝達物質がうまく作用しない脳の機能障害、生まれつき持っている遺伝的要因など、いくつかの要因が互いに影響しあって発症すると考えられています。
うつ病には、気分の落ち込みが続き、明るい気分になることのない、従来型のうつ病である「メランコリー(親和型)型うつ病」と、症状が出ている時は同様に気分の落ち込みが続くが、自分の好きなことをしている時には気分が明るくなる「非定型うつ病(新型うつ病)」の2種類があります。
うつ病は次の2つに分かれる
メランコリー型うつ病
⇨ 気分の落ち込みが続き、気分が晴れることがない
非定型うつ病(新型うつ病)
⇨ 症状は同様だが、自分の好きな事をしている時には症状がでない
うつ病は、単純に性格や考え方の問題で発症するわけではありませんが、うつ病になりやすい性格があると言われています。
ここでは、従来型のうつ病になりやすいと言われている性格、「メランコリー親和型性格」について解説します。
うつ病になりやすい性格 ー「メランコリー親和型性格」
「メランコリー親和型性格」と言うと、ちょっと聞き慣れない言葉ですが、このタイプには「まじめで几帳面」「責任感が強く完璧主義」といった特徴があります。
まじめで几帳面、責任感が強い人ほどストレスをためやすい
仕事熱心で秩序やルールを重んじ、責任感も強く、職場や学校での評価も高いのですが、その反面、まじめすぎる為、頑固だったり融通がきかなかったりして、「明日でいいことは明日にしよう」「優先順位をつけて要領よく片付けよう」といった柔軟な発想をすることが苦手です。
そのため、慢性的なストレスを抱えやすい傾向にあります。
ストレス処理の苦手な「執着性格」
ミスをしてしまった時にうまく気持ちの切り替えができずに一度の失敗にくよくよといつまでも執着してしまいます。
人に物事を頼んだりするのが苦手なため、うまく休むことができません。
このように、ストレスを溜めやすい性格に加えて、溜まったストレスの処理がうまくできないといった特徴があります。
こんなタイプはうつ病になりやすい
次にあげるようなタイプの方は要注意です。
自分に当てはまる部分がないかチェックして、たくさん当てはまるようなら、あまり物事にこだわり過ぎないように気をつけましょう。
几帳面、責任感が強い、仕事熱心
他人に仕事を任せることができず、何でも完璧にこなそうとするため、自分ひとりで抱え込んで、心身ともに疲れ切ってしまいます。
秩序を重んじる
秩序やルールにこだわりすぎると、状況が変わることで自分のペースが乱されてストレスを溜めこむことになります。
気持ちの切り替えができない
失敗をいつまでもくよくよと引きずり、さらに神経質になってしまい、次の失敗を恐れるあまりにますます几帳面になり、さらにストレスを溜めてしまうことになります。
自分より相手を優先してしまう
頼まれたら断れずに何でも引き受けてしまう。
言いたいことがあっても遠慮してしまう。
このようなタイプの人は、ストレスを内に秘めやすく、気がつかないうちに大きなストレスになっている場合があります。
優先順位がつけられない
複数の仕事を抱えたとき、一から十まで完璧にやろうとしてしまうあまり、要領よく優先順位がつけられません。
結局、予定通りにことが運ばすに大きなストレスを抱えることになります。
周囲の評価を気にする
他人の目に自分がどのように映っているかばかり気になってしまい、自分の思うような行動ができなくなり、ストレスを溜め込んでしまいます。
セロトニンを増やすためのサプリ
薬を使わずにセロトニンを増やすことを目的としたサプリについての記事はこちらからどうぞ。【2019】当サイトお勧めの天然素材のセロトニンサプリ総合ランキング
- 安心の老舗セロトニンサプリ!
- 圧倒的なトリプトファン量
- 体内吸収率の良いドリンクタイプ
- 睡眠サプリの実力派
- 現行品ではNo.1の高配合率
- 2016年モンドセレクション金賞受賞
- 眠り草クワンソウ高配合
- やさしい天然ハーブ効果
- 飲みやすい錠剤タイプ