安眠を誘う「呼吸法」の6つの手順と知っておくべき注意点
呼吸は生命活動の基本です。
「息を吸って、吐く。」
私たちは、常に無意識に呼吸を繰り返して生きています。
ヨガをはじめ、さまざまな呼吸法が自律神経に働き、心身のバランスを整えることはよく知られています。
呼吸を意識的にコントロールすることで、精神的なリラクゼーションを得ることもできます。
ここでは、心安らかに、穏やかな眠りにつくための呼吸法をご紹介したいと思います。
「どうにも心が落ち着かず、眠りにつけそうもない」
という夜は、ぜひとも試してみて下さい。
安眠を誘う呼吸法
この記事の目次
安眠を誘う呼吸法の所用時間は、トータルでおよそ10分程度です。
心を落ち着けて、ゆったりとした気分で次の手順に沿って行って下さい。
安眠を誘う呼吸法の手順
手順 ❶
椅子に座り、両腕を脇にたらす。
この際、だらんとなるようにできるだけ力を抜く。
手順 ❷
目を閉じて、心によぎるさまざまな思いや、頭の中をめぐる雑念をできるだけ追い払い、無心になるように努める。
手順 ❸
その状態で、自分なりにリズムを整えて、2〜3分呼吸する。
手順 ❹
次に、静かに大きく息を吸いながら、両腕を肩幅に保ちつつ、からだの前につきだし、そのまま腕を頭の上まで引き上げる。
今度は、大きく息を吐きながら、腕を持ち上げたときと同じ線を逆向きに描くようにして、腕をおろす。
肩の高さまできたら、急に脱力し、だらんと腕をおろす。
手順 ❹
息を吸いながら、腕を肩の高さに水平にあげ、そのまま、頭の上まで引き上げ、指先を合わせる。
指先が合ったら、今度は息を吐きながら同じ線を逆向きに描いて腕をおろす。
手順 ❻
息を吸いながら、腕を肩より少ししたぐらいまで持ち上げ、体の前でクロスさせる。
そのまま、両腕を頭の上まで掲げ、頭の上にきたらクロスを解き、大きく息を吐きながら、腕をストンと落とす。
これらの④〜⑤番までの腕の動きと呼吸法を、それぞれ3〜4回繰り返します。
それから、ふたたびリズムを整えて、静かに3〜4分呼吸をします。
そうして、自分で落ち着いてきたことを感じできたらそのままベッドに入ります。
安眠を誘う呼吸法を実施する時に注意すること
いかがでしたでしょうか?
この呼吸法を実施する場所は、心が落ち着いて、眠気を感じて来たらすぐにベッドに入ることができる寝室で行うのがベストです。
しかし、部屋のスペースの関係などでそれが無理な場合もあるでしょう。
その際は、どの部屋で行ってもいいのですが、ひとつだけ注意して欲しいことがあります。
それは、なるべく部屋の照明を暗くして、この呼吸法を実施するということです。
部屋の照明がこうこうとついている状態では、リラックス効果が減少するばかりか、「眠りホルモン」であるメラトニンが合成されません。
真っ暗闇の中で行うことはちょっと無理だとしても、ほのかにまわりが見えるくらいのうす明かりの中でこの呼吸法をおこなうようにして下さい。
そのままゆったりとした気分で、メラトニンがしっかりと分泌されて眠りにつけるように配慮することが、更に穏やかな安眠を得るためのコツです。
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